「くらしごと」とグリーン

こんにちは、グリーン事業部・猪股です。
昨日今日と36度の猛暑。外に出るのをためらう暑さです(梅雨はどこへ?)
庭の植物もこの急な暑さに負けずに頑張ってほしい・・・!

でも今日はそんな暑い中頑張る外の木々たちの話ではなく(笑)、涼しい室内の「観葉植物」のお話。

先日、グリーン事業部で
リノベーションを終えた「あいばこ」にインドアグリーンを設えました。

エントランス|前庭からの緑が内側に続いていくように

「鉢と緑」で秋季工房さんに制作していただいたオリジナルの陶鉢も木や石の質感にマッチしています。(鉢植えの植物は購入可能です)

中でも今回チャレンジだったのが「地窓前の掘込みスペース」

室内奥に中庭が見える地窓があり、その手前に彫り込みを設け植栽スペースとしました。

「鉢を置くインテリア的なものだけでなく、建築と一体になっているインドアグリーンが実現できないか?」という投げかけに、小泉誠さんが「この機会にぜひチャレンジしてみて!」と応えてくださり実現したスペース。

「床から植物が生えてる・・・?」
「窓の外?内?」

と、なんだか不思議な感じになればいいなと思いつつ、
せっかくの整った空間を台無しにしないよう、また植物を長持ちさせるための工夫もこらしながら、慎重に植え込み。

午前中の陽が差す時間に。

直接植え込んでいるわけではなく、中にプランター(計4ケ)を埋め込み、上に砂利を敷くことで鉢の境目をカモフラージュ。一体に見えるようにしました。

プランターが分かれているので、水を好むもの、乾燥気味がいいものなど、植物によってエリア分け。いろんな種類の植物を楽しめるように。

中庭がシダ系の植物が多かったので、内側にもシダを。

 


暮らすように楽しく働く
働く場のグリーンはどんなものがいい?

今回、デザイナー・小泉誠さんとあいばの設計・中村薫さんを中心としたスタッフ皆でつくりあげた新しい『あいばこ』。
暮らすようにみんなで楽しく働けるようにしたいと、

「くらしごと」

というコンセプトのもとリノベーションが進められました。

そこで今回植物を選定する時に意識したのは、「ちょっと触れたくなるグリーン」。

「イガイガ」「トゲトゲ」のサボテン。
「ぷにっ」とした多肉植物。
「さわさわ」と風に揺れるエバーフレッシュやオニシノブ(シダ)
ベルベットのような質感のフィカス・ベンガレンシスやギボウシ。

多種多様な植物をちょっとずつ植え込みました。

自宅ならばいつ水をあげたか、元気に育っているか、自分で把握できますが、働く場所はつい見過ごしがちになってしまうもの。
だからこそ、前を通りかかったときにふっと触ってみて、「元気かな」「お水足りてるかな」と少し気にかけてもらえる。
自宅の植物のように、ちょっとした愛着や癒しを与えられるそんな存在になればいいなと願いを込めております。
(・・・少しポエミーになってしまった笑。)

 


7/27(土)
あいばこリノベーション お披露目会を開催します

今回紹介した観葉植物はだけでなく、外には小林賢二さんの四季折々を感じられる前庭や、見て・香って・食べて楽しめるHOMEGROWN伊藤さんのハーブガーデンがあり、本当にグリーンだけでも見所がたくさんのNEWあいばこ。
イベントではルームツアーに加えて「ガーデンツアー」も予定しております。
特に小さいお庭やマンションのバルコニーの緑化などを考えている方にはヒントがたくさんある会になると思います。
庭づくりを考えている方からグリーン好きな方まで、ぜひこの機会にあいばこへ!

 

あいばこお披露目会|詳細・予約はこちら

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